就職活動

広告業界就職活動②

新学期が始まり、広告論の第2回目を行いました。先週質問を書いてもらったのですが、その質問の答えをこのブログで書くと約束をしましたので、書かせてもらいます。数多くの質問の中で、やはり目に付いたのが就活関係、特に「広告代理店に入るためには今から何を勉強したら良いですか」という質問です。



このブログのカテゴリーでも就職活動を立てていますし、2010年にも書いていましたので、そちらを見てくださいと言おうと思いましたが、4年もたっていることから、再度今感じていることを少し書きたいと思います。前提とする私は、外資系の広告会社勤務が長く、国内の代理店は10位代のさほど大きな広告会社とはいえない会社に勤務していたということです。したがって、電博ADKさんといったところで働いた経験もありませんし、残念ながら、内のゼミからこの3社に合格したものは1名(辞退していきませんでしたが)だけで、途中入社でADKさんで勤務されている人がいるだけです。



したがって、どれだけ、大手総合広告代理店の希望をする人を的確にイメージできているかは難しいところがあります。但し、この3社に友人も多くいますし、話も聞いてきました。また、1回生の小集団を指導した学生が電通さんで2名働いていますので、その辺を含めて総合的に考えて書いてみたいと思います。
まず、よくある質問で、何か資格は取っておいたほうが良いですか、という質問があります。たとえば、色彩検定はどうですか、といったことです。正直全く関係はないと思います。もちろん、資格、それも中々取れないようなものを持っているのであればプラスになることはもちろんです。色彩検定は、デザイナーになれるわけでもありませんし、また実際の仕事でもあまり役立つとは思えません。




では、何を大学時代に身につければよいのかということですが、私は他の人との違いが明確なにできる何かだと思います。抽象的で恐縮です。それもできるだけ具体的に目に見えるようなものです。性格もよくそこそこ頭の良い学生は山ほどいます。ではその中で誰をとるかといえば、その理由が語れることですよね。居酒屋のバイトで酔っ払いのお客さんにうまく対応をしたといったエピソードではとても無理です。




上述した、電通さんに入った学生(内の学部を卒業してから大阪大学の大学院に行ってから電通さんに入ったのですが)は学生時代に、全国都道府県キャッチコピー大賞のようなイベント企画し、県の協賛を取り付けたり、広告業界ではかなり著名なクリエーターの方に審査委員になっていただいたりしたことをかなり中心的にやっておられました。かなり行動力がある方と思います。




また、ADKさんに入った女性の方は、ドイツ語ができ、ドイツに留学して、特定の勉強をされてきたようです。何を勉強されたかは忘れましたが。それらを総合すると何かかなり困難なことに関して自主的にそれに立ち向かい、力を発揮してきたと明確にいえることだと思います。他の応募者との違いが明確だということです。因みに、私のゼミで博報堂さんに合格した人は、大学に入る前に自衛隊に一年いました。もちろん、自衛隊出身だけでは十分でないのですが、その上に彼は頭の回転がよく、行動力も伴っていました。但し自衛隊での経験はプラスになったと思います。



面接官が「へ~」というような出来事をできれば4年間で実践できることが一番ではないでしょうか。では、もうすでに、3回生なり4回生になってしまった人はどうするかという問題ですが、大手3社は分かりませんが、内のゼミ出身でも結構そこそこの広告会社には入っています。彼らは、それほど凄いことはしていませんが、それでも内のゼミで、学びにかかわることでかなり大変な思いをして、それを乗り越えてきました。結局魔法の薬のような簡単なことはないということです。ユニークで、しっかりと自分がやってきたことが語れるという基本になります。




1つだけ、電通の方が言っていたことですが、語学はそれなりに評価されるようです。但し、英語なら相当のレベルが必要でしょうし、できればその他の言語ができれば尚良いと思います。電通の方が言われていたのは、相当数の応募者がくるので、その差は本当に小さい、したがって、最後の一押しをしてくれるものがあればそれは違うということです。それが一番分かりやすいのは語学でしょうし、後は、ビッグデータのようなものなど、統計的な知識もプラスになる気がします。




こう書いていくと、それじゃ無理と思われるかも知れませんが、広告業界は結構転職は多くなされます。上述のADKさんで働いているゼミ生も、最初は名古屋のさほど大きな広告会社ではないところで働いていました。私も、スタートは調査会社で、広告会社ではありませんでしたが、行きませんでしたが、ADKさんからお誘いを受けたこともありました。




まずは、本当に広告界が自分が一生働くに値する場所なのかをじっくり考え、そしてそうであればまずはどこかに入り、そこに満足せずに、より自分を高める場所を追及してみることはひとつの方策かも知れません。ネットを含め広告会社はたくさんあります。あきらめずに受けてみてください。1~2回生の方はまだ時間が多少はありますので、ぜひ、何か人が驚くような経験を学生時代にできるように頑張ってください。もし、追加で質問がある場合には、コメントをください。

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広告と就活

先週の土曜日に日本広告学会の関西部会に出席をしてきました。その日は、ホットペッパーやキンチョウ、マンダムのCMで有名なクリエイティブディレクターの山崎隆明さんのご講演がありました。以前から山崎さんの作られたCMは講義でも取り上げ、大変素晴らしい才能を持たれた方だと思っていました。ということで、大変楽しみに聞かせて頂いたのですが、本当に素晴らしいお話で、大変勉強になりました。お話をされたことをブログで書いてよいか迷ったのですが、このブログは、基本私のゼミ生しか読んでいないと思いますので、少しだけ書かせていただきます。


お話の内容は、山崎さんの企画法ということで、その秘密をお話頂いたのですが、3回生がこれから取り組む、企業のコミュニケーションにも、そして4回生のための就活に通じる話とも思いました。
まずお話があったのは、「広告は誰も見たいと思っていないと、考えることが前提である」ということです。就活もまさにそうです。特に大手広告代理店は人気ですので、ESや1次面接の段階では、何千・何万の応募があります。したがって、担当者の人もそれほど力は入っていないと考えなければいけないでしょう。その中で、ESを最後まで読んでもらう、あるいは話を聞いてもらえることがまずはスタートになるわけです。
次のお話は、「商品をほめない、けなさい」ということです。就活なら商品とは自分自身ですよね。「自分は積極的で、誰にでも好かれ、協調性もあります」とダイレクトにいったも、聞き手は、「あ、そう」というだけです。もちろん、その逆で、「引っ込み思案で、人前で話すことが苦手です」、と直接的に言ってもダメです。正しいことをそのまま言えば伝わるものではないと山崎さんもおっしゃられていましたが、まさにそうですね。
ポイントは、「何を行うか、どう言うか」だそうです。何を言うかはコンセプトですよね。これは15文字で表し、A4の紙に書ける程度でなければいけないと言われていました。企業研究のプランでも本当にそう感じるのですが、これがなかなか難しいですよね。就活でも自分のアピールポイントを整理して、とにかく、15文字で表せるようにすることは大切だと思います。そしてその何を言うかが決まったら、とにかくそれを色々な見せ方、言い方に変えられないかと考えてみることです。協調性があるといってもそれをダイレクトに行っても面白くありません。具体的なトピックなのか、違う言い方なのか、他の就活生が聞いたことのない話で伝える事が大切だと思います。これは就活でなくともすべての企画に当てはまることだと思います。
但し、企画はゲリラではなく、メッセージが届かなければいけないとお話があったように、単に面白いことをしただけでは、採用にはなりません。そしてそのメッセージが、消費者や面接官が求めている物、見たいもの、聞きたいものでなければダメだということです。





それでは、どうすれば、そういう話ができるかですが、まずは自分というフィルターにしっかりとかけて、自分が聞いても面白いと思える話であることだそうです。そして、そうなるためにも、自分が面白いと考えることをなるべく多くストックしておくことが必要だそうです。日頃から、良いなとか面白いなと思ったことがあれば書き留めたり、録画しておいたりしておく、そのことが、あとで、面白い企画や、就活での面接の話になると思います。
最後に、私が「良い広告主とはどういう人だと思いますか」という質問をしたとき、山崎さんは「広告の力を信じている人」だとお答えになりました。これもすごい言葉だと思いました。企画でももちろん、広告の力を信じてコミュニケーションプランを作成することは大切ですが、就活でも、自分の力を信じて、この会社に入って本当に自分はこの会社のためになることができるのだと信じられることはとても大切だと思います。学生と話をしていると、この会社で勉強をしたいという返事を聞くことがあります。もちろん、この仕事で自分自身が成長できると思うことも大切でしょうが、自分の力を信じて、自分自身の力と、そしてその企業の商品の力が合わさることできっと、社会にとっても素晴らしいことができるということを、強く本当に信じることがあるかないかは大切だと思います。
文字にするとなかなか伝わりにくく、抽象的な話になりましたが、新3回生は何を、どう伝えるかを、4月からの企業の例に当てはめて、今まで見たことない見せ方を考えてください。そして就活戦線真っ最中の新4回生の皆さんは、是非、もう一度、しっかりと自分と受ける会社を見つめ直し、これまでに読んだことない、ESそして、聞いたことない、面接を目指して頑張ってください。

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海外インターンの心得

今日の日経新聞に海外インターンシップに関する記事がありました。ここ数年でかなり伸びているようです。お金はかかりますが、魅力も大きいですね。以前にもこのブログで少し書きましたが、私の過去の経験で少し書きたいと思います。

私の経験は会社派遣でしたが、34歳くらいの時にいったオーストラリアの広告会社での経験です。実際、1年間ということもあり、半分以上はインターン的、研修的な意味でした。まず大きかったのは1年間という期間が決められていたことです。また、さほど英語の能力もありませんでしたので、バリバリ戦略として活躍ができるということでもありませんでした。

若い人の海外でのインターンシップも同じ注意点があるのではないでしょうか。かなり限られた期間ですし、また最終責任を取るようなこともありません。したがって、漫然と過ごしていると本当に何もなく終わってしまう気がします。私としては、できるだけ、自分の得意分野は1つ持って行けるとよいと思います。それが英語とか、コンピューターという知識的なことではなくとも、プレゼンがうまいとか、話をまとめることにたけているといったことでもかまわないと思います。そしてそれを恥ずかしがらずにアピールしてください。

何かあれば、精神的にも多少落ち着きます。私は、マックでデータをまとめグラフや表なのを作るのが、そのころは得意でした。ということで、クライアントさんへの説明用のプランなどでは少しだけ力を発揮することができたと思います。

もうひとつ、時間が短いということで、できるだけ、そこで何を身につけるのか、自分のどこが変わりたいのかを明確に持って出発することです。語学はすぐには身につけられませんが、たとえば、その国の人々のインサイトを分析する能力、あるいは文化の違いをつかむポイントを身につけようということでもよいと思います。

これは、日本でもインターンシップでもいえると思います。ここ数年インターンシップがはやり、何か皆が応募しているのだから応募しなければという気持ちだけの人も見受けられます。もちろん、自分がやりたいこと、またその業種や会社の良さを発見するということもありますが、せっかくの貴重な時間です。ぜひ、インターンシップに参加する前には何をこのインターンで身につけるのか、その結果、自分がどう変われるのかくらいの仮説は持ってほしいと思います。

常に、そのような姿勢で臨んで入れば、その後の就職活動でも、自信を持って、インターンや学生時代の経験を話せると思います。最後に、私は海外でとても良い経験をしました。もちろん、お金の制約などもありますが、ぜひ皆さんにも挑戦をしてもらいたいと思います。

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話せる学生になろう!

今日の日経新聞にいくつか就活関連の記事がありました。1面では、「企業が注目の大学」ということで主要企業の人事トップに聞いた「人材育成の取り組みで注目する大学」の結果です。1位は秋田の国際教養大学で、ほぼすべての講義が英語であることと、留学を義務付けていることが評価されていたいるようで、2位が東京大学でした。3位に何と、大分県にある「立命館アジア太平洋大学」が上がっていました。直接知り合いはいませんが、何か嬉しくなりました。

さて別の面に、「企業が求める人材」という調査の結果がありました。タイトルは「話せる学生、企業は求む」です。新卒者の採用面接で重視するものという質問で、1位は「質問に対する明確な答え」2位が「自己アピールの中身」3位は「臨機応変な対応力」でそうです。

特に広告会社を受験する人が内のゼミでは結構いますが、この1位と3位は特に当てはまるような気がします。それでは、どうすればこのような力がつくのでしょうか。私自身も模索をしている中ですが、その答えのヒントは、別の質問にあるような気がしました。

まず「大学新卒者に求められる人材像」という質問で、1位は「コミュニケーション能力」2位が「チャンレンジ精神」3位が「主体性」とのことです。どうすればこれらが身につけられるかといえば、やはり場数を踏むことなのではと思っています。それもできれだけ、自分と異なる人と話をしてみることです。学生の友人と話をするのでは、いつも同じ会話になります。特に自分の親ほどの年齢の人や、ユニークな世界に進んだ先輩などと、単に話しを聞くだけではなく、会話をしてみることです。そのことにより、思わぬ質問を投げかけられることもあると思います。積極的に色々な人と話をしてみましょう。8月にある東京のOB会では、ぜひ色々な先輩やゲストの方と話をしてみてください。

もう1つ別の質問は「学生時代の経験・実績で高く評価できるもの」というものです。1位は、「ゼミなどの専門の勉強に打ち込んだ」ことです。これは、何も専門的な知識を持っていることではなく、いかに真剣にゼミなどに打ち込んだかということのようです。私のゼミの方針が社会にも必要とされていることですので、結構嬉しくなりました。この答えは7割を超え、2位の「サークル・クラブでの実績を残した」の48.5%を大きく引き離しています。ちなみに回答項目にないのかもしれませんが、アルバイトでの実績等はまったく出てきません。エントリーシートでアルバイトのことを書くのではなく、しっかりと学んだことを書いてください。

さて、この記事に気になることがありました。人事トップは面接でプレゼンテーションの巧拙をさほどきにしないとありました。しゃべり方がうまかったり、といったテクニックだけではダメなのですね。内のゼミではプレゼンテーションに特に力を入れています。1回生の基礎演習でさえ、紙を持ってプレゼンテーションをすることを禁止しています。これはテクニックを磨くためではありません。自分が伝えたい内容をしっかり理解すること、また聞いてもらう相手の表情や理解の程度をしっかりとつかむためです。まさにコミュニケーション能力のアップですね。

4回生の人でまだ就活を続けている若干名の人と、それからこれからあと半年後に就活を迎える3回生の人達は、ぜひ再度ゼミでの活動を思い出し、上記の力をつけるように頑張ってください。

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20年前の留職が今の筋肉になっている

連休が明け、久しぶりに学校に行きゼミをしてきました。少し疲れましたし、気合いを入れすぎて少し空回りをしていた気もします。連休ではおいしい千葉の魚と楽しいゴルフで良い休暇が取れました。ゴルフは前回、といっても半年前ですが、良いスコアだったのに比べるといつものレベルに戻ってしまいました。この年で突然うまくなることはないですね。

連休明けだと、長い休暇のあとで中々調子が出ないものです。私はもっと長く1~2年仕事を離れていた時期がありました。その時も、久しぶりに仕事に復帰すると以前の状態に戻るのに大分かかった記憶があります。

その長期で仕事を離れた時のことを書きたいと思います。最近「留職」という言葉あるようで、あるNPO団体が進めているもので、企業に勤めている人が、主に新興国に一定期間行き、その国の課題についてボランティア的に貢献するといった内容のようです。会社からお金をもらえる場合もあらば、求職のような場合もあるとのことでした。

企業に働いている人が海外に行って働くのであれば、会社派遣のような制度に似ている気がします。しかし、直接現在の仕事とは結びつかない仕事で、新興国のニーズやそして文化の違いを学び帰国後の仕事に役立てるといったところが異なるようです。パナソニックさんなどがすでに取り入れているようです。

この話を聞いて、私が20年前にオーストラリアで経験したことも一種の留職だった気がしてきました。オーストラリアは新興国ではありませんし、国が抱えている大きな課題に取り組むといった社会的な仕事ではありませんでした。その当時勤めていた広告会社から出向という形で、1年ほど働きました。仕事は、オーストラリアの動物公園について、どう日本人の観光客を誘致するかということでした。

留職に近いと書いたのは、その時の日本でのクライアントに動物公園はもちろんありせんでしたし、またオーストラリアにとって日本などの観光客の誘致は一つの大きな課題だったからです。今の留職の考え方に少しだけ似ていると思います。

この仕事は大変面白かったのですが、一番学べことは、日本人とオーストラリア人のニーズ、文化の違いです。オーストラリア人にとっての動物公園は一日、特に目的を持たずゆっくりと動物と過ごす場所です。したがって、特に何か目につくようなものはいりません。一方その当時の日本人の観光客は短い時間の中でいかにコアラを抱いて、カンガルーにえさやり、巨大ワニの恐ろしさを体験するかが大切でした。帰ってからの土産話です。したがってその動物公園の見せ方も他の動物公園とは少し違って凝った作りになっていました。たとえばワニのおりの中に透明なボールを逆さにしたようなものをつくり、身近で見えるようにしていました。

以前、北海道の旭山動物園に行った時に何か、近い感じがしたのを思い出します。この様に文化やニーズは国によって大きく変わります。私にとってオーストラリアの会社で1年働けたことは、単に動物の知識がついた以上に大きなものでした。実際は動物の知識はほとんどつきませんでしたが。この時の経験で顧客のことを深く考えることがさらに養われた気がします。その後の仕事の筋肉になったきがします。

他の国に行き、働くこと、特に一度仕事をしてからそのノウハウを活かしつつ現地で働いてみることは本当に素晴らしいことだと思います。NPOの団体の方には今後も頑張ってもらいたいと思います。OBの皆さんも会社にお願いして、挑戦してみてはどうですか。

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起業を目指すべきか?企業に所属すべきか?

今日はゴールデンウィークということで、東京に戻っています。週末にはゴルフに行く予定にしていますが、のんびりと過ごせそうです。若いときには、GWも仕事に行っていたころもありました。また今もお休みなしでしっかり働いている方もいると思います。仕事の仕方は人それぞれです。何が良いとも言えませんね。

色々な仕事の仕方ということで、今日は起業ということについて少し私の考えを整理してみたいと思います。起業について書こうと思ったのは、今週のWBSで若い起業家の皆さんがゲストに来られ話をされていたからです。20代で想像もできないほどのお金を手にいれ多くの社員の方と仕事をされている方もおられます。大学を出られていないか方も結構いるようです。まさにゼロからのスタートと大成功をされたわけです。

私自信は起業をしたことはありません。30代後半の時、友人に起業を誘われたことはありました。結局リスクを恐れたこともあり、別の広告会社に入社しました。何年かして実はその友人たちが起こした会社に入社することになりました。私が入社した時には、外資系の傘下に入ることが決まっており、リスクもなくなっていました。ただし、最初に起業をした友人たちは、株を親会社に売りそれなりのお金を手に入れたわけです。

リスクを回避したと書きましたが、これは結構大きいですよね。多額の借金を抱え、失敗をすればその後の人生はかなり厳しい状況になります。以前は、多額の資金が必要とする仕事も多かったと思いますが、今はさほどお金もかからず、ネット系の仕事なら起業が出来るようです。

それはさておき、私はどうせ起業をするのであれば、下請けは嫌だと思っていました。これはWBSの中の若い起業家の方も似たようなことを言われていました。仕事には下請けのような仕事と、依頼主と対等な関係、そして、コンサルタントのようなある意味、上から話が出来るような仕事があると思います。どうせ起業をするのなら対等かそれ以上のポジションが良いですよね。そうでないと人間関係が崩れればダメになってしまう可能性も高いと思います。

でも誰もが依頼主と対等な関係を築けるわけではありません。それにはユニークで、他の人では供給できないモノを持っていなければいけないわけです。起業の一つのポイントは依頼主と対等に話の出来るノウハウを持っているかです。そのためには、ビジョンのようなしっかりとした考え方が必要だと思います。上にも書いた私の最後の広告の会社は、これまでの日本の古いメディアプランニングのやり方を変えたい、一新したいという強い気持ちがありました。そしてそれに伴うノウハウもあったと思います。それがあったから依頼主との対等な関係を築くことが出来ました。そのおかげで、会社を辞めた今でもお付き合いをさせていただいている方もおります。

上記のように素晴らしい会社でしたが、最初は起業に参加しませんでした。その理由としてリスク回避と書きましたが、それだけではありません。私自信、親から引き継いだ貸室業をを少しだけやっているのですが、社長というタイトルになると自分の好きなことだけやるわけにはいきません。経理もある程度はみなければいけませんし、その他のことも、決して好きでないこともやらなければいけないということもあります。

ゼミのOBですでに起業をされている笹岡君にも聞いてみたいのですが、私は、起業のポイントとして、①依頼主と対等に仕事ができるサービス/ノウハウを持っていること②リスクを最小限に抑えることができることを上げたいと思います。そう上で、自分のやりたくないことを書きだしてみて、起業をしてそれらをやらなければいけなくなった時のことも考慮にいれ、それを考えたも自分が実現をしたいとことが明確であればぜひトライしてもらいと思います。

少しネガティブな書き方になりましたが、うちのゼミOBから多くの起業家の方が出てくれることを期待しています。

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口角をえげろ!!

今日は後期のプロジェクトのご挨拶に大阪の広告主にご挨拶にうかがいました。その後近大の妹尾先生と少し飲んできました。その後、JRで京都までもどって来ています。


社内は結構こんでいるのですがどの人も仕事の疲れであまり楽しげな顔がありません窓に映った自分の顔も大分くたびれています。


無理をして、笑顔を作ってみたのですが、これがなかなか良い感じです。口角をあげてアヒル口をする感じです。明らかに回りの人とは違う感じになっています。


幸せだから笑顔になるのか、笑顔を作ると幸せになるかは分かりません。でも自分が面接官なら笑顔の人に高得点をあげると思います。


まずは毎日口角をあげる練習をしてみて下さい。どれだけの効果か分かりませんが、幸せな気分を味わえると思います。

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ボーナスはいるのか?

まずは、先日の震災の日のグリコのCMについての投稿で、昔基礎演でエンターとしてお世話になった田中君から大変良いコメントをもらいました。ぜひそれも読んでみてくれればと思います。田中君、ありがとう。

さて、のっけから、過激なタイトルを付けました。私もお金は好きですので、ボーナスはいると思っています。でも今のままのボーナスでよいのか少し疑問に感じているので、書いてみたいと思いました。

昨日のニュースで今年の春闘はかなり厳しく、ベースアップの額ではなく、その確保ができるかという内容でした。日本は古くから、年功序列的に賃金が上がり、そのベースとなる給与水準を毎年ベースアップという形で、あげていくことが労働組合の目標としてあったと思います。実は、私はほとんどそういう大手の会社に勤めたことがなく、詳しいことは知りません。

最後に勤めていた外資系の会社は、年に1回、部下の人たちと話を持つ機会があり、その一年での達成度、そして、次の一年にどの程度向上する可能性があるかなどで、給与を個人レベルで決めていました。正直、1つの会社でもいろいろな職種があり、決めることは難しかった気もします。でも、ある程度の公平性や透明性があり、良い気がします。皆年齢も若かったので、かなりモチベーションを挙げて頑張ってくれていたと思います。

もちろん、すべてを個人単位の業績で決めることは、いかがなものかとも思います。給料の分だけ、働くという感じになりますよね。日本流の仕事のポイントは皆で力を出し合って、会社自体の売り上げを伸ばそう、という和の精神にあると思います。その点からいえば、極端な成果報酬より、ある意味、皆が頑張った分を一律共有することもあると思います。ただし、それを続けていると、マンネリになりますよね。全体を大きくしようとするより、ぶら下がっていれば安定してある程度の給料がもらえる方がよいとなってしまいます。

私は、こういう発想はあまり好きではありません。何か成長もなく、人生もつまらない気もします。自分の力を高め、組織の力を伸ばし、組織を大きく・向上させることは素晴らしいことだと思います。

その意味でもある程度のインセンティブは必要ですよね。もともと個人のモチベーションを高めるためにもボーナスというものがあった気がします。ところが日本では、まるで給与の一部のような意味合いになっています。確かに住宅ローンなど、それをあてにしたサービスもあるので、そこが問題かもしれませんが。私は、ボーナスははやりしっかり皆で頑張って、企業が利益がしっかりとあげられた時に多くもらい、そうではないときは貰えないようなものの方が良いとおもっています。個人の差もあった良いと思います。

就活の相談の時、あまり給料のことを言いませんし、20代前半ならそれをあまり第一に考えないように言っていると思います。ただし、企業を選ぶ一つの視点で、ボーナスの考え方、給与の決め方がどうなっているかを判断材料にすのは一つの基準になると思います。単に、多い少ないではなく、より個人の能力を評価するのか、あるいはリスクの高い給与なのか。これは、給与面だけではく、会社全体の性格を表すものにもなる気がします。ぜひその辺も検討材料にして、自分を伸ばせるそんな会社を見つけてください。

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ソウ活はメディアリテラシーを高めるか?

昨日は新ゼミ生の勉強会とセミナーハウスでの合宿に行ってきました。発砲酒のプランを1日でつくるという課題でしたが今年は中々面白いアイデアが出てきました。4月からのプロジェクトが楽しみです。

今日はそのままセミナーハウスから学校に行ったのですが、6期の松本君と奥村さんが学校に遊びに来てくれました。松本君は関西TVに勤めているのですが、プロダクトプレイスメントの撮影の立ち合いが京都であり、その合間に学校に来てくれました。二人とも元気そうで、頑張って仕事をしているとのことでした。OBの人たちが訪ねてきてくれることはうれしいものですね。つい、同僚の先生に自慢してしまいました。

話がかわりますが、採用活動にfacebookを使う企業が増えているのは、周知の事実ですね。数日前のWBSでソウ活の特集をやっていました。それによれば、ユニデンという上場企業は採用活動をfacebook一本に絞って行っているそうです。またこれらは特に応募者が集まりにくい中小企業にむいており、今後益々増えて行きそうです。中小企業は応募者が多くありませんので、絞られた学生に対し一対一のコミュニケーションを期待するわけです。

このような会社は大手に比べるとそれ程多くの応募者もいないわけで、自社のfacebookのページのいいねボタンを押してくれた人に友達リクエストを送ってくるようです。そのようなことが普通になると結構応募する学生の人たちは、緊張しますよね。企業がその学生の書き込みを見れるわけで、飲み会で馬鹿な写真を撮ったり、また競合他社について熱く語っていたりすれば、すべて筒抜けになってしまうわけです。

アメリカでは仕事関係はLinkedInというSNSを使い、プライベートにはfacebookを使うのだと思います。日本ではfacebookもMixiも両方ともプライベートが中心ですよね。そうなると、携帯ではありませんが、facebookの2コ持ちなんかがはやるかも知れませんね。仕事用とプライベートようとかです。でもあまりに就活を意識しすぎるのもページの魅力がなくなるような気がします。まだSNSが出始めてあまり時間もたっていませんし、Mixiからfacebookに移行期のような気がします。Twitterとも性格が違いますよね。このような時代なので、facebookとの付き合い方、facebookリテラシーを高める良いタイミングかもしれません。

就活用にfacebookでの企業とのやり取りのためのセミナーも行われているようですが、就活生の人たちは、是非意識してfacebookと付き合ってもらいたいと思います。まずは、ネガティブな書き込みよりは、ポジティブな書き込みの方がfacebookの性格上良いですね。愚痴は、Twitterにしておくようにして、皆にいいなボタンを押してもらえるような、良い書き込みをしてみてください。

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習慣をつけることが幸せに結びつく。

また、以前NHKで放送された、コロンビア白熱教室からの引用です。ビデオに録画して中々最終回を見る機会がなかったのですが、やっと見ることができました。選択についての講義です。以前も書きましたが、本当に就職活動をされている3回生にはプラスになる内容です。

まず話が出たのは、就職活動の時よく悩む、迷ったときの企業のどちらを選ぶかということです。内定を複数貰って、どちらにするか悩む。あるいは、同じ受験日、ESの締切でどちらに集中するかというような場合です。2つの方法があります。1つは、良い点、悪い点を整理して、ある意味数値化をしていく方法です。給料が良い、有休がとれる、海外に行けるチャンスが多いというような項目を比較しながら検討する方法です。もうひとつは直観です。

この2つの方法で、決めた場合、会社に入ってからの満足度が高いのは直観で決めたときだという調査結果があるようです。分かるような気がします。データなどで決めた方は、すべてが同じだけ重要かは分かりませんし、その重要さは時として変わりますよね。

それでは、単なる直観で決めればすべてよいかというとそうでもないようです。一言で直観といっても意味は違いがあるようです。良い方法は、働いている人が幸せそうにしているかといのを見るそうです。ただし、誰でもよいわけではないので、自分が求めているものと比較的、合致をしている社員の人だそうです。

そのためには、自分がその会社で何を求めるのかをじっくり考える必要はあります。9-5時で終わって余暇を楽しめる生きかたがよいのか、忙しくても達成感の感じられる仕事が良いかというようなことです。その自分の求めることを同じ目標のようなものを持たれている社員の人を見つけることができ、その人が幸せそうに働いていれば、多少給料低いとか、有休がとりにくいとしても、その会社に入って満足感を味わえる度合いは高いようです。

さて、こう考えてくると物事はすべて直観で判断すればよいような感じを受けますが、そんなことはありません。特に日常多くあるような選択の場合に単なる直観での選択をすることは自分の人生にとってあまりよい結果はもたらさないようです。

日常にある選択とは、たとえば、仕事中に甘いものが欲しく、お菓子を食事の間に食べるかどうかの選択というようなことです。今は食べたいと思っていますが、もし食べると太るかもしれないし、健康にも良くない、でも食べたいといったことです。裏付けのない直観は、実は、自分を甘やかす方に偏りがちです。朝眠いけど、1限の講義に出るか、休むかなどです。

番組の中で面白い実験の話を紹介されていました。4歳の子供にマシュマロを1つあげます。今食べることもできるし、もし15分だけ我慢ができればもうひとつマシュマロがもらえるという話をします。結果はおよそ7割の子供が待つことができず、食べてしまったそうです。逆に3割の子供は15分待って、マシュマロをもう1つもらっていました。面白いのは、この調査をした子供たちを何年にもわたって追跡調査しているそうです。この食べなかった3割の子供はのちに、良い学校に入ったり、比較的良い条件の仕事をしたりしているようです。

論理的にものを考え、我慢をできる素養をその子供たちは持っていたわけですね。前述の就活の話と微妙にずれますが、ここでの直観は先ほどとは少し違うようです。これは私の解釈ですが、まず自分の価値、大切のもの基準を持っているか。それについて将来を含めて、判断ができる、素養、習慣がついているかということの気がします。

番組の中で出てきた話ですが、良い選択をする、幸せを得るためには、少しづつ良いことを積み重ね、そして、良い選択をしたと感じることだといわれていました。それを毎回の選択の時に実行するのは難しいですよね。いちいち、毎回お菓子を食べるかどうかを考えるのは時間の無駄ですし、意味がありません。それよりは、もしお菓子を食べない方が健康のために良い、自分のためにプラスになると思ったら、それをサポートすることを行っておくことが良いようです。

たとえば、お菓子の買い置きはしないということです。そうすれば、比較的習慣化できるようです。私は年をとったせいか、結構習慣化していることが多くあります。朝前日の夜に録画したWBSをみるとか、学校まで歩くとかです。学校まで歩くのが最近続いているのは、自転車がなくなったしまった(盗難かどうかわからないのですが)のに、新しいものを買わないことが習慣づけに役立っているようです。どうやって、苦しくなく習慣化できるようにするかがポイントのようです。

このように少しずつでも続けると少しずつ良いことをできるようになり、良い選択をしていると自覚ができるようになって、幸せな感じられるようです。以前にも書きましたが、直観といっても、長年の経験に裏付けされた、直観が大切なようです。それには習慣化ですね。

就職活動に話を戻すと、自分が重視しているものを深く考える。そして、その基準で幸せそう、満足しているような社員を判断する。そんなことを繰り返していると結構直観が働いてくるようです。自分の周りの大人の人を見て、どの人が幸せな人生を送ってきたのか、その人が大切に思ってきたことは何かを確認することが良い選択、そして人生を幸せに過ごす一つの方法のようです。

少しわかりにくい話だっと思います。興味を持った方は、ビデオを見てもらうのが一番ですね。このビデオもありますので、見たい人は声をかけてください。

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