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広告業界10大ニュース

今日は大晦日ということで、この1年間の広告業界のニュースを書いてみます。まったくの私的な感想ですし、「昨年のネタでは?」というものもあると思います。また重要度は関係ありません。まずは10項目をあげてみます。

1)スマートフォンユーザーの増加

2)Twitterの浸透

3)電子書籍元年

4)デジタルサイネージが目に付く

5)デジタルTVへの買い替え

6)コミュニケーションデザインのますますの重要性

7)ACCグランプリ「梅の花」の受賞

8)米国4Aが代理店報酬制度のリポート発表

9)中堅広告代理店「中央宣興」の倒産

10)不景気の中のTVメディアの復調

1)~5)は技術関係です。スマートフォン、そしてTwitterは自分も始めたこともありますが、本当に周りの人の中で使っている人が増えてきましたね。アプリの製作などをしている会社をしている1期の笹岡君が話をしていましたが、アプリの製作などは、代理店を通すのではなく、直接大手企業が小さな製作会社に発注をはじめているようです。代理店がアプリの製作などの小さな仕事では儲からないとか、知識がなかなか追いつかず、結局下請けに出すといった状況だと思います。それなら小さな会社に発注したほうが効率的だと感じはじめているのだと思います。ある意味普通の感覚ですよね。こうなると結局これまでの報酬制度(コミッションビジネス)ではやっていけない状況が増加しますよね。

また比較的安価投資で作れる媒体が益々増えてくるわけで、広告業界の可能性はまだまだありそうです。

3)~5)も広告業界で技術がとても大切だと改めて感じるニュースです。以前中島信也さんも話されていましたが、広告表現にとってもこれまで見たことのない表現を作れることは大きいですよね。ただしデジタルサイネージや電子書籍のようにこれまでなかなか特定できなった広告効果を明確にできるものが進むことは本当に興味がありまし、これからとても大切だと思います。屋外広告を見ている人はどんな人なのか、単に性・年齢的なことではなく、そのときの顔の表情などもそのうちに分析対象になるのではと思います。益々面白くなりそうですね。

来年の地デジ化に伴うテレビの買い替えも大きなインパクトがあると思います。私も新しいテレビに買い換えたのですが、簡単にYoutubeを見れるようになりました。私はネットTVが来年はもっと普及すると思います。今もGoogleの検索をみるとかなりTV番組の検索ワードが多いですよね。TVが寄りかかって見るメディア、ネットは前のめりに見るメディアといいますが、その境がどんどんなくなる気がします。

6)のコミュニケーションデザインはこれまでもいわれたことですが、技術も大切ですが、基本的に柱となるアイデアが大切だと改めて感じています。それを考えるためにも、これまでのマーケティングや広告の基本をもう一度見つめなおしてみるのがよいのではないでしょうか。技術は、しっかりとした考えのもと使うところで価値があるので、単に新しいからとか時代に乗り遅れるから、Twitterを使うというのはいただけませんよね。

7)の「梅の花」のCMは、正直に言って、はじめは結構ブランドを傷つけるのではと思い評価をしていませんでした。ただし佐藤達郎さんのお話のように、今は、まず次の日に話題になることが大切なのだと思います。その点からいって、評価できるものだと思います。

8)と9)は私の専門です。上でも書きましたが、技術の進歩からこれまでのビジネスのやり方では、広告代理店の経営は成り立たないのは明らかです。その中で情報は大切ですよね。米国の情報をすべて信じる必要はないのですが、米国の動きは来年も注目したいと思います。

そして最後の不景気の中のTVメディアの復調ですが、今までのような形では広告業界が立ち行かないとは思いますが、来年に向けて、広告業界は大きな可能性も持っていると思います。そのためには、普通の感覚で、新しいものに興味を持ち、広告を好きであり続けたいと思います。

それでは、また来年もよろしくお願いいたします。

小泉秀昭

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