« 言葉とコミュニケーションの技術 | トップページ | 検定の魅力と広告業務の魅力 »

2020東京オリンピックの報道

2020年の東京オリンピックの開催が決まりました。私とすると本当に「めでたい」気持ちです。実はこれまでそれほどの思いもなく、決定の日はいびきをかいて寝ていました。どうせだめだろうとあきらめていたというのが本音です。朝起き、開催が決まったということで驚くやら、うれしいやらです。


私が8歳の時、東京でオリンピックが開催されました。うまくいけば生きている間に2度も自国のオリンピックが見れます。単純にうれしいのですが、その後のテレビの報道はこれしかネタがないのかというくらい、オリンピック関連ばかりです。当日と週が明けて月曜日はそれでもある程度当然かとも思いましたが、火曜日になっても一部の朝の情報番組では取り上げていました。

そのような中、東京の地方局であるMXテレビの「5時に夢中」で面白い調査をされていました。オリンピックの開催が決まってうれしいですか。という質問で、嬉しいが2851人、嬉しくないが2901人でした。この番組かなりマニアックな内容で、比較的とんがっている人が見ているのかもしれませんが、少し驚かされました。地上波の報道とは本当に違和感がありました。

地上波のテレビが本当にお祭り騒ぎの中、現実の人はそうでもない人も多いのかもしれませんね。因みに、もう少ししっかりとした調査はないかと思って、ネット検索をしたら9月6日、開催決定が決まる2日前に行われた新報道2001という番組での調査では、東京オリンピックを指示する71.8%、指示しないが25.6%という結果だったようです。

この数字が正しいとすれば、日本人の1/4はオリンピックの開催が決まったことについてさほど喜んではいないことになります。でも、テレビなどでは、一部を除き祝賀ムードばかりのようです。(ネットによるとサンデーモーニングという番組ではさほど喜んだ報道はされていなかったとことですが)

メディアの理論で沈黙の螺旋理論というのがあります。少数派は自分たちが少数だと声をあげなくなる、そうするとますます少数派の人たちは黙ってしまうというものです。これだけテレビで祝賀ムードを流していると、25%の人たちは何も言えなくなりますよね。でも、最近はネットの時代ですので、昔ほどこの沈黙の螺旋状態は続かないかもしれません。
というか、ある意味それを期待するところもあります。私自身日本でオリンピックが開催されることを大変うれしく思っていますし、このことで、日本人の心が前向きで明るくなれることになれば本当にうれしく思います。
但し、このような大きな素晴らしいイベントだからこそ、この機会をうまく利用して欲しいと思います。東京に大きな施設がこれから建設されるようです。経済的にも大きなプラスになるかもしれません。ただし、東京が潤うだけでは十分ではないですよね。そのため、もし福島をはじめとする被災地の復興が遅れたり、建築資材などが高騰するようでは全くの逆効果です。
オリンピックのような一大イベントが決まったことは心から単純に喜ぶ気持ちは持ちつつ、ある意味、冷静にこのイベントを単なる夢物語にせずに、多様な意見を出し合って、素晴らしい日本を作ってもらいたいと思いました。

|

« 言葉とコミュニケーションの技術 | トップページ | 検定の魅力と広告業務の魅力 »

その他」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/547518/58165608

この記事へのトラックバック一覧です: 2020東京オリンピックの報道:

« 言葉とコミュニケーションの技術 | トップページ | 検定の魅力と広告業務の魅力 »