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スクールカーストとクラス制度廃止

今日は広告の話ではありません。昨日最終回が放送された「35歳の高校生」というテレビドラマをみていたので、少しそれについて書いてみたいと思いました。



このドラマを見るきっかけになったのは、指導をしている4回生の女性が卒論のテーマで「スクールカースト」を取り上げることになったからです。広告のゼミとしては、かなり異質なテーマですが、うちのゼミはテーマは自由としているので、それで進めています。



スクールカーストとは、中学や高校などでクラスの中に1軍、2軍、3軍というような暗黙の序列ができ、2軍は目立たないようにおしだまり、3軍は昔のようないじめの対象になっているようです。私の高校時代にもいじめは存在していましたが、それよりはもっと複雑で、ある意味の空気感とようなものがあるようです。




最終回の昨晩は、大学と同様にも高校にもクラス制度を廃止しようと、学校側が進めることについて学生達が反対をするという図式でした。クラス制度の廃止とは、科目ごとに教室を変わるというシステムです。



以前からこの論議は知っていましたが、このドラマをみて改めて、私はクラスを廃止することについて反対だと思いました。理由はいくつかあります。まずクラス制度を廃止すること自体一種の逃げのような気がします。アメリカではクラス制はないようですが、必ずしもいじめが全く起こらないということでもないようです。



また、クラスがあることのメリットが失われることも多いと思います。クラスのメリットとしては、自分の戻るところ、アイデンティティの存在です。学校は必ずしも知識を得る所だけではないと思います。これからの人生を生きる手段や、考え方も身につけてもらうところだと思います。



高校でクラスがなくなっても、社会に出れば、必ず会社など一定の小集団の中で生活をしなければいけないわけで、その時に他の人と、どのようにコミュニケーションをとるのか、絆を作っていくかは大切な能力で、要求されます。



では、スクルーカーストをなくすには、何が必要なのでしょうか。私は、人の多様性を認める感覚と、1つの目標に向かう自主性を養うことだと思います。スクールカーストの問題点は、教師が1軍と呼ばれる人が活発で優秀であるために、その子たちを評価しているために助長するものだという意見もあります。人は、良くしゃべり、活発だからだけで評価されるものでもありません。




しゃべるのが得意な子もいれば、しゃべるのは苦手だけどPCは詳しい、あるいは運動ができる。またイベントなどでまとめる力で発揮できる人もいます。それだからこそ、生徒がそのような多様な人々がいることの素晴らしさ、価値を学ぶ出来でると思いますし、それを教師は意識して伝えるべきだと思います。




といっても私のゼミでもその点を忘れてしまうことがあります。特にゼミ選考では、つい自分の好み、たとえば、真面目で、活発で、やる気のある人を取ろうとしすぎている気がします。多様な人がいるそんなゼミを心がけるべきですね。ただし、1つの目標について、自主的に取りくむことは大切だと思っています。



ドラマでも、学園祭などの1つの目標に向かって自主的に活動している時に、スクールカーストを忘れる可能性があると言っていました。ただし、その時でもクラスメンバーのそれぞれの個性を理解し、皆がその多様性・能力をうまく引き出すことは必要ですね。




明日は、前期の山場の企業研究のプレです。今回も人間関係で色々な問題があったようです。でもそれを乗り越えてこそ、成長できると思っています。多様なゼミ生の個性を認め、それを活かすようにして、明日のプレが最高の形で行えることを祈っています。

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