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想像力の必要性

昨日、東京で学部時代のゼミのOB会があり、参加してきました。私の恩師である明治学院大学の肥田先生はすでに退官をされておられますが、それでも上は63歳、下は20代と幅の人いゼミ生が50名弱集まりました。


OB会といっても、1部はしっかりと勉強する場があり1時間程度の先生のお話と、30分X4名のOBが多様な話をされました。実は私も話をさせていただいたのですが、すっかりゼミの自慢話になり、話終わったあと少し気恥ずかしさも感じました。でも満足いく教員生活を送っているということで、皆さんにも喜んでいただけたようです。

さて、メインの肥田先生のお話は「想像力」の重要性ということでした。私のブログの検索をしたところ、2010年と2011年に5度ほどこの言葉を使っていました。最初はクリエーターの中島信也さんからお聞きした時です。広告の仕事は想像力が必要であるということで、まずは受け手の人々が、その広告をみてどう感じるかを想像できるかが大切であると言った内容です。

肥田先生はもう少し、生き方そのもののようなお話でした。肥田ゼミはマーケティングのゼミですがマーケティングより、物の考え方を教わった時間が長かったと思っています。それでも数名のマーケティングの大学の教員、宣伝部長や多数の広告代理店マンなどを輩出していますので、単にマーケティングの知識よりそちらの方が広告やマーケティングにおいても重要なことを改めで感じました。

先生は原発問題を含め、社会問題が深刻化する中で、人は想像力を持たなければいけないということを指摘されていました。震災から少したち、確かに原発の問題についても鈍感になり、想像力のない状況だと思います。

さて、先生のお話のあと、フロアーからどうしたら想像力を身につけることができるか、といった質問がありました。先生は宗教のご研究もされているので、聖書を読むこと、そしてそれに違和感を感じる人は、絵のない童話を読むことが良いといわれていました。先日、星の王子様の話を書きましたが、確かに童話は奥が深いですよね。中々、読む機会はありませんが。



さて、私が、想像力を高めるためにお勧めするとすると、私のゼミ生は一度は聞いていると思う言葉、「敬意」を持つことだと思います。人に対して敬意をもって接すれば、自分の言った言葉で相手はどう感じるか、どう思うかを想像しなければいけません。そのことにより、日々想像する力もついてくるのではと思います。



話は少し変わりますが、このところの橋下大阪市長の話は、正直敬意が女性に対する敬意が感じられる、想像力が乏しいというしかないと思っています。

さて、今回は私にとっても自分を見つめなおす良い機会でした。最後に先生が言われことは、「肥田ゼミ=生涯の学ぶ場」ということでした。今回も幅広い年齢層の皆さんが、3時間ほど本当に真剣に話を聞かれていました。私のゼミではまだ、話をしてもらえる感じの人が中々出てきていませんが、できれば来年か再来年あたりには、1名でもたとえ10分でもOB会で話をしてくれる人が出てくれれば良いと思っています。

できれば、今年のOB会は場所も恵比寿に変えたことですし、10期ということで、お許しがでれば、私も少し長めのスピーチをしてみようかと思います。OB会で皆さん聞いてみたいと思うような話をすることは中々難しいかとも思いますが、これも挑戦ですね。8月のOB会に参加される方は楽しみにしておいてください。

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