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KaosPilotと右脳的教育

Facebookには多少紹介させていただきましたが、月曜日に大変ユニークなワークショップをゼミで行いました。実施してくださったのは、3期生の大本さんです。彼女は4年ほど外資系の広告会社で勤務したのち、現在デンマークにある「KaosPilot」という3年制のビジネススクールで学んでおられます。

今回実施してくださったワークショップもKaosPilotのメソッドとのことでした。KaosPilotという名前も存じ上げませんでしたし、彼女がデンマークに留学するという話を聞いて大変驚いたことを思い出します。


私自身も20数年前にヨーロッパのビジネススクールで学びましたが、それとは、というか通常のMBAとはかなり異なる学校だと思いました。私が通っていたビジネススクール(MBA)は通常、起業する方も多くおられますが、たとえば、外資系の大手メーカーに入り、マーケティングや財務などのブランドマネージャー、ディレクターなどを目指すことが多いと思います。マーケティングやファイナンスなどを紙に書かれたケースを基に論理的に学習していく形です。

一方、このKaosPilotは起業家やそして中小の企業で新たなビジネスに挑戦するような方に向いているように感じました。というのも、一口で言えば、「右脳を鍛える」ことをより実践的に学ぶ機会を作っていると感じたからです。
実際に学べることはビジネスデザインとか、プロセスデザインになります。具体的にはデザイン思考にのっとり、プロトタイプ的な簡単なモノ(視覚化されたもの)を作り、それを評価分析することで課題の発見や解決方法を見つけ出すものです。それを一連のステップとして体験させ、その中で、紙の上で理屈で組み上げて言ったものとは一味違うものを作り上げ行きます。

実際には、制限をかけることにより、より多くのアイデアを創出できるブレストや、その評価を行うSix Thinking Hats(これ自体はEdward de Bonoという人の手法だそうです)、そして、それをプロトタイプ化するために、紙コップや風船、ブロックや画用紙などで、ビジュアル化するラピッドプロトタイピングなどを学生たちは体験しました。

Kaospilot
この学校の手法は、単に楽しいだけでなく、日本人が苦手とする右脳的な部分に大きく貢献できる気がしました。

本当に楽しい講義でしたし、学生にもプラスになったと思います。また自分の教え子が大きな夢に向かい着実に力をつけている姿を見ると本当嬉しくなります。ぜひ、他のOB/OGの皆さんも、後輩のためにぜひ実務で学んだことなどを伝えて頂ければと思います。

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