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広告学会での話題

昨日まで駒澤大学で行われた第43回の日本広告学会全国大会に参加してきました。今年も自分の報告があり、またその内容にあまり自信がなかったため、多少気が滅入る部分もありました。


但し、すべての報告ではないのですが、それなりに勉強になる報告も多く、皆さんにどのようなテーマの報告があったか少し紹介したいと思います。統一論題は「広告とメディアの新たな関係を探るー広告マネジメントの視点からー」でした。

土曜日の午前中は会長のご挨拶があり、その後、基調講演で民放連の方、電通レイザーフィッシュというネット系の会社の代表の方、そして駒澤大学のメディアの先生がお話をされました。そのあと、アド協の藤川専務理事も加わり、パネルディスカッションです。

民放連の方は、マスメディアの落ち込みが叫ばれるなか、テレビの売り上げが堅調なこと、そしてスマートTVがらみで、今後のネットからの収入源がTV局の課題だという話をされていました。

電通レイザーフィッシュの得丸社長の話では、ネット系の会社なのですが、広告の枠組みを広げて考える必要性があることを強調されていたことが印象的でした。「広く告げるから役立つ」、「もてなす、伝えるから対話する」、「個々のメディア接点から、体験作りへ」、という話です。これまでも言われてきたことですが、ネット系だからこそ、これらの話が特に重要になるのかも知れませんね。

駒澤大学の各務先生のお話はコンテンツ産業の成長を妨げる要因として制度と業界慣行、そして将来に向ける視点の欠如、海外戦略の欠如などを挙げられていました。制度的なことについては、私も感じているの部分です。最終的にコンテンツ産業をどう強化していくのかの戦略について話をされていました。

さて、午後はプロジェクト研究といって、学会から援助をもらって行う研究の報告です。1つ目は「トップ・クリエイターにとって望ましいクリエイティブ・マネジメントに関する国際比較研究」ということで、良いクリエイティブを生み出す方法について、国内外のクリエイティブディレクターにインタビューを行ってまとめておられます。このスペースでは考察はかけませんので、もし興味を持たれる人がいればレジュメがありますので、お送ります。たとえば、良いボスの条件とは何かみたいな視点でまとめています。

2つ目は「小売企業のブランド構築とコミュニケーション -ネットスーパーへの拡張を求めてー」というものです。主に、ナショナルスーパーとローカルスーパー、そして、特色のある個別スーパーにおけるブランドエクイティの役割といった内容でした。正直広告との関連性は薄かったのですが、若手の先生の研究ということもあり、かなりきちっとした報告内容でした。
日曜日は私を含めたの自由論題の報告です。質疑応答をいれて30分づつという短いものでしたが、聞いたいくつかの報告について、また次回に書かせていただきます。

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