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コンペの勝因

先週の土曜日、恒例の「関西5私大広告論ゼミコンペ」が行われました。今年は5大10チームになったため、教室を2つに分け、関関同立近の5チームずつでプランのプレゼンを行いました。結果は、見事立命館が両教室とも1位という快挙に輝きました。

今年も、課題はマンダム社のギャツビーだったのですが、それぞれの大学が頑張りかなりレベルの高い大会でした。私はカメラマンをやっていたので、すべてを見ているわけではありませんが、私なりに内のチームの勝因として感じるところがありましたので、少し書きたいと思います。

なんといっても切り口の面白さですよね。広告の世界で、いくら論旨がしっかりしている、データがそろっているといってもアイデア/切り口がありきたりでは引き付けません。もちろん、論理的な流れがしっかりしているといったことは前提ですが。その点、今年の2チームの切り口は他の大学に比べるとユニークだったと思います。

手前味噌ですが、他の大学のアイデアに比べると、実際の高校生、大学生の日々の行動、気持ちに根付いていたと思います。ある大学は、クライアントのオリエンシートを忠実に信じて、それで論旨を組み立てていっていました。もちろん、途中からはオリジナリティを出していたのですが、そこにはある程度、予想されたものしか出てこない感じはありました。ユニークな切り口も、結局は調査とインサイトを深く考える姿勢だとは思いますが。毎年、頑張ってくれますか、今年も本当に頑張ってくれたと思います。

もうひとつ、他の大学と差が出たのは、質問に対する準備だったと思います。ユニークな切り口、面白いアイデアはどうしても、リスクを負うものです。その点からも事前にどのような疑問が浮かぶか、質問が来るのかを徹底的に準備をしておくことは大切ですね。今回も、クライアントから質問が出るたびに、すぐに添付資料の調査データを用い答えるということができました。これは、単に、論理がしっかりしているプランより、さらにインパクトがあると思います。また、実際、そのプランを実現する際にも大変重要なポイントです。

では、なぜ、うちはこのように準備ができたのでしょうか。私は本番1週間前に行う4回生に向けたリハーサルのプレゼンが大きい気がします。実はこのプレから1つのチームは大きく変わってしまったのですが、それでも基本のコンセプトに関する多くに疑問、質問をぶつけられ、それらを真摯に検討し準備をおこなっていました。これは毎年やっているのですが、ある意味良い制度、システムができていると思います。また恐らく、4回生プレだけではなく、ゼミ室でも日々先輩からのアドバイスがあったと思います。

もちろん、コンペに関しては本人の能力、そして努力もありますが、組織としてどうクオリティを高めていくかの検討が実は大きな気がします。システムのようなものです。学生のプロジェクトですが、ぜひOBの人は日々の作業の中で、どう業務のクオリティをあげていくか考えてみてください。

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