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切り口・見方を見つけるには・・・

昨晩は、この3月で退職をされる先生方の退職記念研究会がありました。5名の先生が退職されるのですが、お二人の先生はご欠席となり、3名の先生のお話をお聞きすることが出来ました。

池内先生、林先生、高木先生です。池内先生は、英語とジェンダー論の先生で、ジェンダー論に関するとても革新的な研究を、過去の文献のレビューを用いて、お話し下さりました。林先生は、財政学がご専門ですが、長年学校の役職につかれていたこともあり、大学の財政についてのお話を実際の実務に照らし合わせご研究されていたことをお話下さりました。

三先生の中で、特に印象的だったのが高木先生のお話でした。高木先生は歴史人口学が専門で、東北の村において江戸時代にどのように村人の数を把握していたかということをお話しいただきました。

3名の先生とも30年以上立命館大学にお勤めですが、高木先生は特にこの研究を本当に丁寧にご研究をされていたようです。30年以上、東北に行かれ、古い家をお尋ねになり、そこに残された古文書のようなものを解読して明らかにするということです。本当に気の遠くなるような研究だと思います。

先生は小事を突き詰めて研究する大切をお話されましたが、それでもその中で、何を明らかにしたいのかをはっきり持つことが大切であるということでした。研究の見方・切り口ですよね。

池内先生や林先生も同じだと思いますが、研究には、どの部分を切り取るのかという視点がとても大切です。これは、研究だけではないと思います。それこそ、就活でも同じです。数多くの企業のデーターはあると思います。でも単に眺めているだけでは何も見えてきません。自分は、たとえば、5年後・10年後に大きく成長したいという興味があれば、それにそって、5年後・10年後に成長出来る会社とはどのような会社だろうかという見方が生まれてきます。

あるいは、新3回生が取り組み企業研究でも同じです。たとえば、私はワールドビジネスサテライトという番組が好きですが、単にそのような情報番組を眺めているだけは、何も得られません。4月から行うディズニーのプロジェクトにとって有効な情報はどれなのか、どうすれば、有効なアイデアに結ぶつくかという見方をとにかく持って物を見ることです。

OBの方なら、今の仕事からもしれませんし、将来の希望かもしれません。とにかく見方・切り口を持つことです。

こう書くとでは、どうすれば、切り口・見方を持つことが出来るかということですが、それには、自分の置かれている状況で、必要なこと、そして、自分自身が興味を持っていることをまずは整理し、常に頭に描いていることです。

広告会社にいるときに自然にそういう思考になっていたことを思い出しました。それは四六時中、仕事のことを考えているわけで、大変だし、つまらない人生と思うかもしれません。でも逆に考えれば、もしそういう思考が楽しくなってくれば、売るものも多くなりますし、私は素晴らしい人生だと思います。物を考えることの楽しみを知るということです。

まずは、少しずつ意識を持って、物の見方・切り口を持てるようにしてください。

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