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ゼミナール大会に参加して:形式へのこだわり

3日もブログを更新していなかったようですね。大分なまけ癖がつきました。師走というのはうまくいったもので、学校の先生もそれなりに忙しい日々が続いています。今週は大学院のガイダンスやゼミナール大会(1回生の基礎演習やゼミの研究を発表する大会)があり、コメンテーターなどもしていました。

金曜日は電通西日本さんにお邪魔して、来年の学会の打ち合わせもしてきました。昔の血が騒ぐとでもいうのでしょうか。イベントの責任者になると段取りが決まっていないと妙に不安になります。昔やっていたアイドル生撮りコンサートのことなどが今でも思い出されます。

ゼミナール大会の1回生の発表を聞いた感想と研究の方法について少し書きたいと思います。1回生も結構頑張っているチームもあり、私がみてもよく調べているものもありました。特に福祉専攻のチームは、しっかりと先行研究にもあたり、また参考文献の書き方などもしっかりしていました。

1回生の研究なので、「頑張りましたね」というコメントはしましたが、どうももうひとつ物足りなさを感じていました。研究というよりはレポートのようなイメージのものが多いということです。私のイメージですが、レポートとは、何かについては調べてきてそれを別の人に伝えるイメージです。ただし、そこにはあまり自分たちの仮説や提案は感じられません。

社会にででも結構そういう報告書が多いですよね。私は最初市場調査会社にいました。その時の報告書がまさにこのような形です。アンケート調査のようなものを行っても、自分の仮説を報告書に書くのではなく、単にYESの人が何人、NOの人が何人という結果を分かりやすく述べるだけでした。途中からはそれでは、済まなくなるわけですが。

学校時代の研究も同じです。あるいは講義で出すレポートであっても、実は調べただけではなく、考察が必要になるわけです。

それを行う上にも大切になって来るのがフォーマット、形式だと思います。人によっては「形ではなく、中身だよ」といわれる方もいそうですが、形がしっかりしていれば必然的に、内容も伴うこともある気がします。また内容があっても形がしっかりとしていないと相手に伝わらないということもあるわけです。

まずは、この研究(報告書)は何のために書かれたものか。それについて過去の人たちは何と言っているのか(現状はどう何のか)。そして、それから導き出される疑問は何で、どんな仮説があるのか、そして仮説の検証です。3回生や4回生の人たちは、何度も言われているので聞きあきたと思います。ただし、3回生はこれから、論文執筆に入りますし、4回生は卒論執筆です。そして卒業したOBの人たちも、日々報告書を書かれているはずです。

それらが単なる事実の羅列に終わっていないかもう一度考えてみてください。日々慣れ親しんできた形はなかなか抜けません。ぜひ、形を意識し、実りのある論文/報告書を書いてください。きっと何かすごく立派なものがかけた気がしてくると思います。

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