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選択日記の必要性

前回書いたゼミナール大会の結果が発表されました。内の学部では前回生にわたって100チーム以上が、この会に参加しています。1回生の基礎演習が多いのですが、社会調査のクラスや3回生の専門演習、そして福祉関係の特別なプロジェクトなども参加しています。

100チーム以上も参加しますので予選があり、1週間以上にわたって小教室で予選会が行われるわけです。その結果上位7チームが決勝ともいうべきホール発表ができます。内のゼミでは昨年もホール発表に残ることができました。そして今年も2チームのうち1チームが残ることができました。とてもうれしく思っています。選にもれたチームも決して内容は悪くなかったのですが、残念でした。

実は、私の1回生の基礎演習からも1チームがホール発表に残ることができました。内の基礎演習は大変やる気があり、選に漏れたチームもかなり頑張っていたので、かなり失望したのではないかと思います。明日、基礎演習があるので、その時に話そうと思うことを少し書きたいと思います。これは1回生だけではなく、ゼミの人にも、そしてOBの方にも役立つ話だと思います。

選に漏れたチームの人たちに、「残念だね、今回は運がわるかったのだよ。ホール発表に残ったのは、たまたま、このチームのやり方が好きだった先生に当たったんだよ」ともいえると思います。

確かに、採点をする先生もメディアから福祉、教育と多岐に渡っています。また1回生だけの場合もあれば3回生も含まれ3チームから5チームまでバラバラです。ただし、いくら運や偶然が影響してもそれだけで、納得していても良いのでしょうか。次につながりませんよね。

私のゼミは何かあると必ず反省会をしています。自分たちの良い点、悪い点を整理して次につなげることが大切だと思っています。このことは先日も少し書いた、NHKのコロンビア白熱教室のシーナ・アイエンガー教授が理論的にわかりやすく整理されています。

良い選択をするためにどうすればよいかという話です。ゼミナール大会にしても、どのようなテーマを決めるのか、どのような研究方法をとるのか、どのようなポイントをプレゼンで強調するのかなど多くの選択があります。OBの方なら、日々の仕事でのプレゼンでも同じです。無意識に行っていると思いますが、多くの選択が含まれているのです。

良い選択を行えば、良い結果も得られるわけです。アイエンガー教授によれば、良い選択をするためには、「情報に基づいた直感」が大切だということです。直感だけでもダメですし、理性的な分析だけでもダメだそうです。その2つの融合が必要であり、そのためには経験が必要とのことでした。ただし、経験も単に場数を踏むだけではいけません。理性的な分析に基づいた経験を数多くすることによって短時間に良い直感にいたり、正しい選択ができるということです。

その力を高めれるためにアイエンガー教授は「選択日記」という手法を推奨しています。週に一度で良いので、自分の行った選択を振り返り①「どんな思考プロセスを経たのか」②「何がうまくいき、何がうまくいかなかったのかを整理する」そして「選択がどれだけ成功したかを点数で表す」ということだそうです。

こうすれば、情報の蓄積ができ、直感力を養うようです。私は、点数化はしていませんが、講義の日記を書くようにしています。その週に行った講義について、選んだテーマは良かったのか、強調したところはどこか、それが学生に満足をしたかです。ほんの僅かな進歩かもしれませんが、長い間続けて入れば少なくとも、昨年より良い選択ができているのではと思っています。皆さんも日々の活動の中で、「選択日記」をつけてみてはどうですか。

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