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プレゼンの大切さ

昨日、一回生向けの小集団(基礎演習)についての会議がありました。学生の皆さんと教員の先生方による活発な発言がなされました。基礎演習の課題の話になり、発表する能力(プレゼン能力)と討論する能力の話が取り上げられました。ある先生からのお話で、プレゼン能力は大事であるが、それよりは討論する能力がより大切であるという話がありました。またプレゼンについては、それが不得意でできない学生もいる、それよりは地道な下調べに力を発揮できる学生もいるので、それぞれで良いのではというお話がありました。私の誤解かもしれませんが、すべての学生に高いプレゼン能力を求める必要はない、プレゼンにあまり力を注ぐよりは他の能力を高めることが大切ではないかというように感じ取れました。

確かにどのくらいかわかりませんが、プレゼンが苦手な学生もいます。そのような学生にとってはプレゼンは苦痛だと思います。高校によってはプレゼンの練習をほとんどしない学校もあると思います。でも苦手だから挑戦させない、高いレベルを求めなくてもよいとは思いません。苦手だと思った学生が、頑張って挑戦し、少しずつできるようになることもあると思います。また社会にでて、それらのコミュニケーション能力が求められる機会は確実にあると思いますし、増えてきていると思います。

社会にでてからいやな思いをするのであれば、学生のうちからある程度高い目標に向かって練習をおこなうことは大切ではないかと思います。もちろん、一種の病気のような原因でできない学生もいます。彼らに無理にさせるようなことはすべきではないですし、彼らについて注意深く対応することは大切です。しかし、それらの学生(病気ということではなく、何にプレゼンが苦手、好きではない学生)に合わせて残りの多くの学生が低いレベルでとどまることを良しとすることについて疑問が残ってしまいます。

またプレゼンに力を入れると討論する能力が身に付かないとは思いません。討論する能力をみにつけようとして、単にディベートのようなことだけをおこなったとしても結局はしゃべることが得意な学生だけが話をし、大半の人は黙ってしまうこともあると思います(ディベートが悪いとは思いませんし、私もこれまでさせてきました)。そのテーマについて自分の言葉で話をする内容を持っていなければ、いくら討論の場にいても話はできないと思っています。往々にして一回生や二回生の学生でしっかりと討論できるほどそれぞれについて考えたり、理解している学生は多くないと思います。

私のゼミや基礎演習では、プレゼンの時に紙を持たずに説明をさせています。なぜそのようなことをさせているかと言えば、何度もリハーサルをさせ、自分自身で内容を理解させ、自分の言葉で話をさせるためです。プレゼンといっても単に下を向いて紙を読んでいたのでは内容は理解できません。

何度もリハーサルを繰り返し、プレゼンで紙を見ず、自分の言葉で説明をできるようになればその時、そのテーマについて討論ができるレベルになると思うわけです。ということで、少なくともある意味、紙を見ずにプレゼンをおこなう癖をつけることは、討論をする能力を身につけることにもプラスになると思っています。

ということが私がプレゼンに時間を割く大きな理由です。また、副次的な効果ですが、他の能力に比較すると、プレゼンは学生が自分の達成度合いを理解しやすいものであると思います。自分は紙を見ずに話ができたということで、次の学習へのモチベーションも上がるようです。自分の成長を実感しやすいとも言えません。ゼミの皆さんもその辺を理解して、是非紙を見ないプレゼンに挑戦してください。

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