« 横浜DeNAベイスターズ誕生 | トップページ | 特別な時のメディアプランニング »

日韓CM対決

知り合いの留学生に勧められ、面白いTV番組を見ました。Asian AceというTBSの深夜に放送されたものです。

日本と韓国の広告クリエーターが低予算で60秒CMを作り競い合うという内容です。商品はトイレットペーパーでコンセプトは水にとけ、環境にやさしいというものです。

驚くべきは、期間は3日間で予算は50万円とのことです。番組中にも盛んに、「こんな短い期間で、そして考えられない低予算で優れたCMができるとは思わないでください」と言っていました。昔セブンイレブンが数百万円でCMを作ったということで、話題になったことがあったと思います。現実にはできるのですが、どうしてもCMを作るとなると数千万円の見積もりは出てきますよね。

実際に完成したCMをTBSのホームページ上で見ることができます。下からアクセスしてください。

http://www.tbs.co.jp/aace/onair/oa20111105.html

私は韓国のCMの方が好きですが、結果は日本チームの勝利でした。テリー伊藤さんらが若干審査の解説をされていましたが、それほど詳しいものでもないので、少し私の考えを書きます。

韓国のCMは映像的にも綺麗ですし、どちらかというと企業広告に近い感じがします。注目をすぐされるというよりはじわじわ効いてくる、企業の環境に対する取り組みが感じられるような作品です。一方日本のCMはコミカルなストーリーで意外性もあり、テリーさんも言われていましたが、スーパーなどに連動したPOPがあれば売りにつながるかも知れない感じです。

おそらく、評価もその辺だったと思います。前半を見ていないので、なんとも言えませんが、目的のようなものがあまりオリエン上では明確でないように感じました。ルールは以下の3点だけです。

1.制作期間72時間(3日間)
2.予算50万円
3.4人の代表選手で60秒のCM

と言うわけでオリエンの大切さを改めて感じました。オリエンが明確でないと自分たちが望む作品ができてきます。それで良いと思っている人もいますが、高いお金で放送するのであれば、目的を達成できなければ意味がありません。

それにもまして、3日間ほとんど徹夜で熱い議論をし、時にはかなり人間関係も悪化している状況を見ながら、昔の自分を思い出しました。中々ここまで熱くなれない状況でしたが、それでも深夜上司からダメだしをされて、でもその指摘がもっともで、また徹夜でプランの作り直しをした時を思い出します。そして今考えると結構楽しく、素敵な時間だったような気がします。

改めて広告制作の素晴らしさを感じさせてくれる番組でした。後半だけでですが、録画をしましたので、見たい人は言ってください。

|

« 横浜DeNAベイスターズ誕生 | トップページ | 特別な時のメディアプランニング »

広告表現」カテゴリの記事

コメント

日韓CM対決で検索したらたどり着きました。日本側のコンセプトは判るのですが、予算の関係かな?熊のクオリティが少々残念でした。熊の顔をあえて見せなければリアルさ倍増していたかもしれません。ストーリー展開によるコミカル路線な熊を狙うのなら実写ではなくて手書きイラストCMでも良かったのではと思います。(そんなことしたら予算日程オーバー?カメラマンさんも怒るかな?)韓国側の方はきれいにまとまっていましたね。ロールだけに途切れの無い映像がそう感じさせるのかもしれません。ただ、後半に向けもっとたくさんのトイレットロールが出演するものと思っていました。(ソロがトリオになりオーケストラになるようなイメージです)以前に小規模なクライアントですが広告(デザイン)を依頼していた者としてはストレートに訴えかける韓国側に軍配を上げたいですね。

投稿: リプル | 2011年11月 7日 (月) 01時08分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/547518/53180788

この記事へのトラックバック一覧です: 日韓CM対決:

« 横浜DeNAベイスターズ誕生 | トップページ | 特別な時のメディアプランニング »