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ゼミでの企業研究を終わっての感想

一昨日、恒例のゼミの企業研究プロジェクトのプレゼンテーションを行いました。例年のことですので、OBの方はよくわかると思います。実際の企業様から課題を頂き、広告コミュニケーションのプランを3つのグループに分かれて行うというものです。今の期が8期ですので、8年目となりました。企業様は昨年度と同様で4回目となります。東京の部長さんを含め7名の企業の方に御来校を頂きました。

夜の交流会も大変盛り上がり、これまで同様大変素晴らしい会になりました。当日は私の感想を3回生の皆さんに伝えられなかったので、少し書いてみたいと思います。全体としては満足していますが、例年と比較してもすこし十分でなかった所、そして逆に評価できる所がありました。

まずは、少し残念なところですが、大きく分けると2点です。1つ目は、ターゲットの分析が少し甘かった感じがあったことです。これは、オリエン自体が少し狭めらえていたこともありましたし、私の指導が足らなかった(少し意識的に他に力を入れてほしかったこともあります)こともあったと思います。

例年は、ターゲットをどこにするのか、そしてそれ以外のターゲットを落としていった理由というあたりをうまく整理していた気がします。次回の課題かもしれませんね。今回は、このターゲットをに決め込むということで、そこまでの理由付けが少し少なく、他のターゲットの比較があまり見られなかったと思います。

もうひとつは、効率・効果の問題です。いままで、内のゼミは論理的な組み立てはよいがアイデアがもうひとつといわれがちでした。今回は、そのあたりに力を入れてもらったせいもあり、弱くなった気がします。また大きな問題として、1週間前にコンセプトがようやく決まって、それからアイデアに入ったグループもあったためです。さすがに遅すぎますよね。コンセプトを早めに決めて、アイデアを作り、そして、それが実現可能か、また効率の良いコミュニケーションとなっているかを検証することは大切です。その点は昨年、一昨年の人たちのプランが優れていたと思います。先輩のプランを再度見て、勉強してください。

効率ですが、企業様のコメントにもありましたが、予算があってそれに見合うだけの効果が期待できるかの検証がないことです。たとえば、フリーペーパーの提案があってもどのくらいの人への効果が期待できるか。また他の雑誌等と比較して効率が良いのかの分析がなかったことです。またうちのゼミの場合にはターゲットを絞るために市場のパイが小さくなります。それがどの程度で、またその市場の狭さをどう補うかの説明も弱かったですね。このあたりは昨年の先輩のほうが考えられていたと思います。直接聞いてみてください。

あと、効果の検証もなかったですよね。実際、このクリエイティブや施策で本当に商品を買うかどうかという検証です。アンケートを取るなどもできます。昨年までは、これにかなり力を注いだため、少しプレゼンの時間が長くなってしまったことはありました。ただし、意識する必要はありますね。

では、どの辺が良かったか、まずパワポの量がかなり昨年より少なかった。そのために比較的に分かりやすいプレゼンになったことあります。そして、それ以上によかったのが、コンセプトが比較的頭に残りやすかったということです。仕組みが複雑だと、自分は分かったつもりでも、なかなか、伝わらなかったものです。今回は、着眼点が結構斬新でよかったと思います。

今回のプレゼンでは、想像的にはB班が私的にはよかったのですが、他のチームに比べ、この辺の複雑さはより感じました。時間もオーバーしましたしね。ということで、秋の4大ではぜひ、その辺を修正してください。

今回、3チームともスマホのアプリの提案が入っていたり、毎年新しい部分があり大変面白く感じました。これまでの内のゼミにはない良い点もあるので、ぜひ秋の4大での優勝を目指して頑張ってもらいたいと思います。

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