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なでしこジャパンに学ぶこと!大学教員として。

今朝は本当に素晴らしい試合でしたね。この半年本当に暗いニュースばかりでしたが、久々の明るいニュースで私も、少し興奮気味です。

本当に素晴らしい試合でしたし、またなでしこジャパンは本当によいチームだと思いました。いろいろな解説や報道が流れ、これまで知らなかったことを多く知ることができました。澤さんは本当にすばらしい活躍、またこれまでの積み重ねがあったようです。ここでは、視点を少し変え佐々木監督にみる、大学教育との関連を考えてみたいと思います。

今回は佐々木監督の選手起用が評価されていますが、これまでなでしこジャパンをまとめていくために多くのことをされていたようです。佐々木監督は私と2つ違いの53歳のようですが、すごくお若く見えますよね。特にPK戦の前の笑顔が印象的でした。とても穏やかである印象を受けます。

あまり「怒鳴ったり」するような方ではない感じを受けました。たまたま昨日の朝見ていた番組でリリーフランキーさんと長澤まさみさんの対談があり、その中で怒鳴る人が嫌いであるという話題がありました。しかると怒鳴るは大きくことなると思います。怒鳴るは感情的な部分がありますよね。

私は怒鳴ることがあまりできません。しかることもあまりうまくないのですが。しかるときに心がけているのは、しかる人が自分のミスや、間違ったことをしたことを気がついていないときです。すでに気がつき、反省しているのであればしかる必要もないと思います。まして怒鳴って怒ることは、本人のためにもまた周りのためにも良くないと思っています。特に大学生以上の人では物の判断ができる人も多いと思うわけです。叱られる前にまず皆さん気づきを持ってもらいたいですね。佐々木監督もそんな印象を受けました。

もう一つの佐々木監督の話題は選手に「のりさん」と呼ばせていることです。ゼミの人でも私のことを名前で呼んでくれている人がいます。私も快く思っていますし、逆にある意味緊張感もあります。名前で呼ばれるということは、たとえば、先生とか教授という部分抜きでの付き合いになるかです。先生、教授と学生は指導するもの、学ぶもの、そして評価をするもの、されるものという関係があります。しかしそれを感じさせないときには、一人の人間として、評価を受けるわけです。佐々木監督についても監督の枠を超えて、尊敬できる信頼ができるということがあるのだと思います。そのことが、多くのことを選手につたて、成果とつながっているのではないでしょうか。名前で読ませることよりも肩書きを超えた、信頼関係をどうつくるかですよね。

また、それをさらに後押ししているエピソードが、練習後に一緒に焼肉パティーをしてりボーリングにしたりしているという話です。私は、常々バランス感覚が大切だと言っています。いつもその競技や学びだけに集中していると、変に肩に力が入ってしまうと思います。まずは遊ぶ時は遊び、練習や試合の時には本当に集中する、そんな環境を大学の教員も持たなければいけない気がしています。知識を伝えているだけでは、特に小集団の教育は十分ではない気がしています。

大学の教員も「井の中の蛙」にならないようにしなければいけませんし、OBの皆さんもそろそろ部下を持つ人も出てきていると思いますので、それを考えてもらいたと思います。ぜひ佐々木監督を見習って素晴らしい、上司、先輩になってください。

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