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佐藤達郎さん

友人であり、内のゼミでも大変お世話になっている、博報堂の佐藤達郎さんからメールをいただきました。4月から多摩美術大学の専任教員になられるそうです。多摩美といえば、私が立命館に来る前に非常勤講師としてお世話になった学校です。その意味もあり本当に嬉しく思っています。

佐藤さんも私も実務家から教員になったわけです。もちろん、クリエイティブ部門と営業部門という出身の違いはありますが、ある意味共通点もあると思います。

以前、ある大学の先生にこんなことを言われました。「実務家の人を非常勤講師をお願いすると、自分が過去に行った作品の自慢ばかり話す」ということです。私も気をつけなければいけないのですが、過去の自慢話は本当に密の味です。

佐藤さんも素晴らしいお仕事をたくさんされているわけで、そのお話を学会でも話されます。ただし佐藤さんの素晴らしさは、そこに理論的な説明がしっかりとついてくることです。学校は想い出話をすればよいところではありません。学生の皆さんが、将来役に立つ何かを得てもらわなければいけないわけです。

「学ぶ」とは「真似る」から来ているとよく言われます。ただし、どういう点を学べばよいかを説明してくれなければ学ぶことはできません。見て学ぶのは職人のやり方です。彼らは長い時間をかけて習得するわけです。大学ではそういうわけにはいきません。

それからもうひとつ佐藤さんのすごいところは、広告、そして教えることについての熱さがあることです。忙しい中、内ゼミの東京でのOB会にも何度か参加してくださり、熱くかたってくださりました。今日、NHKの番組でPRのプロフェッショナルとして伊藤美恵さんの番組が流れていました。伊藤さんが言っていたことの一つにこの前のめりの熱さがありました。

広報でも広告でも、その仕事について本当に素晴らしいと感じ、そして前のめりで語れる姿勢がなければ、消費者にもクライアントにも伝わりません。卒業生の皆さんは新しい職場で、新4回生の人は就活で、そして新3回生の皆さんは、4月からの新しいプロジェクトでぜひ熱く、周りの人やクライアントに語ってください。

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