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論文

今日は、3回生の1グループがゼミナール大会に臨みました。立命館のOBの方は皆さん参加されたはずですので懐かしいと思います。一昨年までは学生論文電通賞があったおかげでみなさんのモチベーションも高かったのですが、この2年は就活も大変なことも影響し、モチベーションを維持することが難しくなっています。それでも今日のグループについてはまずまずの出来ではなかったかと思います。合格点です。

テーマは「若者の選挙離れに対する広告コミュニケーションの提案」という内容でした。なかなか面白い内容でしたが、論文としては、もう一歩という部分もありました。そのあたりは講評をしてくださった金山先生が実に的確にお話をしてくださいました。

正直に言って、結構私が感じた所とダブっていたと思います。まずプレゼンですが、確かに紙も読んでいませんし、流れるような説明でした。でも15分という短い時間のためか、多少急ぎ気味で、語りかけるようなプレゼントまではいきませんでした。でも80点は上げられると思います。うちのゼミの一番の問題点かも知れませんが、よく考えているためにどうしても要素が多くなりがちですよね。このあたりはOBの方もぜひ独りよがりのプレゼンにならないように注意してください。

院生の方の指摘どおり、プラズマテレビの小さな画面にしては文字が小さいところもあり、読みにくさもありましたね。この辺もすべて準備時間の問題と思います。言い訳ですが、他のゼミと比較しても本当にやっている量が多いので、仕方がないのですが、それでも社会人になればもっと時間のない中で仕事をこなさなければいけませんよね。頑張ってください。

次に言葉の定義のことで、指摘がありました。自分たちが使う言葉はしっかりと定義付けをする必要はありますね。今回の論文では「若者」や「自分ごと」などといった言葉です。これはOBの皆さんの仕事でも意識してほしいのですが、自分が使う言葉や、アイデアは自分なりの、しっかりとした定義が必要ですね。

それから、調査サンプルの少なさや、分析手法についてもコメントがありましたが、これは私がしっかりとした指導ができなかったこととを反省しています。

一番の課題は、論文とプランの違いです。プランの場合には企業研究の例でいけば、どう売り上げを伸ばすかの具体的な施策とその裏付けが大切になりますよね。一方論文の場合には一般化ということが重要視させます。たとえば、今日の発表では、具体的なMixiニュースやアプリの有効性の検証に主眼が置かれていました。でも論文では、仮説にもあった「自分ごと」の大切がよりクローズアップされるわけです。公官庁の若者のコミュニケーションには「自分ごと」が必要であるといったことをしっかりと検証する必要があるわけですね。そうすればその他の事例にも応用できるということになります。

ちょっとわかりにくい話しかも知れませんので、それは今度のゼミの時間に説明します。最後にこれもうちの論文の欠点ですが、最終的な仮説検証に比べ、前半の部分が長いことです。昨年も同じでしたよね。特に今回は、前半の分析と実際の施策に時間を割いたため、仮説の検証の時間がかなり短くなってしまいました。時間配分はプレゼンもそうですか、研究全体でも大切ですね。

いろいろ不満ばかり言っているようですが、まだ論文を書く作業は残っているので、あえて書きました。ぜひその辺を意識して、良い論文にしてください。またもう1つのグループの人が読んでいたら、ぜひこのあたりを参考にして水曜日に臨んでください。

OBの方は、あまりピンとこなかったと思いますが、自分が論文を書いていたころを思い出して、ぜひ今の仕事に置き換えて参考にしてください。また2回生の人は、ぜひ来年まで覚えていて、良い論文を書くようにお願いします。

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