白戸家の選挙
昨日は、毎年行っている企業研究のプレゼンの日でした。今年もご協力をいただいた企業の方に来ていただき3回生3チームがプレゼンをさせていただきました。東京の本社から外人のマーケティングディレクターの方を含め総勢11名という大人数した。
今年は、質疑応答の時間をたっぷりとり、また全員の方にコメントをお聞きしたので大変勉強になりました。今年はテーマがかなり難しかったのですが、まずまずの評価をいただきました。特にその中で指摘があったのが、その企業と直接的に提携関係にある企業とのコラボについてです。ゼミ生の案には含まれていなかったのですが、まず一番近い所にあるもの、足元をしっかり見ることが大切だというお話をいただきました。結構これは見逃すものですね。いつも3C分析で自社をしっかりチェックするようにと言っているのですが、結構見逃すものも多いものです。
そのほかでは、流行りROI的な発想、実際にモノが動くアイデアを期待するというお話もありました。こちらの企業さんは数年前まで宣伝部が別組織だったのですが、今は営業部の中に組み込まれているようです。外資系の企業では宣伝部はほとんど存在せずにマーケティング部門が宣伝や販促活動を担当します。
逆にマスメディアについては、購買部といった調達の部門だけが別に組織化されているわけです。確かに最近は、代理店でもクロスメディアの隆盛からメディア部門とクリエイティブ部門が1つの部門に存在する形もかなりでいているようです。
セクションの枠を超えているところに動きのある面白いものが生み出される気がします。今日ゼミ生からメールがありました。昨日のプレゼンで企業の方が本当に前のめりで真剣にゼミ生の話を聞いてくれたことに感動していたようです。夜の交流会もかなり盛り上がりました。この姿勢が、素晴らしい仕事につながるような気がします。
広告の仕事は、好きでやっている人も多く、また何か、楽しさを含んでいる仕事の気がします。先ほど録画した番組をみていて、気づいたのですが、今流れているソフトバンクの選挙がらみのCMが面白いと思いました。
選挙カーが対立候補の車にすれちがい、乗り換えを訴えているわけです。もちろん携帯の乗り換えの意味にかけているのですが、これが明らかに比較広告になっていました。元猿岩石の有吉さんが候補ですが、オレンジのストライプで車のボディには環境を訴えているスローガンが書かれています。明らかにeuのCMを意識していますよね。ほんの数秒だし、気がつく人だけ、気がつけばよいという形です。日本の比較広告は本当にちょっとしたところだけです。昔からそうですが、それが何か広告を楽しんでいるようで素敵な気がします。
先日の4回生ゼミの卒論の話で、CRS広告でいらっとくる広告があるという話が出ました。環境など社会的責任に関する行いは悪いはずもなく、悪い印象をもたれることなど、予想もできないと思います。これは一部の学生の意見ですが、大阪ガスの上戸彩さんが動物と一緒にエコに関するCMはあまりよい印象を持たれていないようでした。動物を使って押しつけている感じのようです。
日本人の特性かもしれませんし、時代が求めるものかも知れませんが、あまりダイレクトにコミュニケーションをしない、間というか一定の距離感見ないなもが大切ですし、そのあたりが広告作りの面白さかも知れないと思いました。
企業研究の方が前に言われていましたが、あまりに其の企業のことが好きすぎると見えなくなってくるそうです。そういう意味からも学生が考えるアイデアを聞くことで少し距離を持ったアイデアや考えを確認しているのかもしれません。これからも両者にとって素晴らしい発見があるように頑張りましょう。
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